中国の列車
中国での旅の楽しみの1つに「列車移動」と言うのがあります。中国でも列車網は広く、大きい都市間は列車を使えばどこでも行くことができます。
しかし、
システムや勝手が日本とはかなり違いますので、個人的に乗るには中国に慣れた中級者向けとなります。ここでは、列車の乗り方と注意点を簡単にご説明しておきます。
中国の列車を利用するにあたって
中国の列車を利用するにあたって、日本の列車事情と違う点がかなり存在します。まずは日本と中国の列車事情の相違点について簡単にご説明しておきます。
私鉄はほとんど存在しません
中国の場合、各都市を結んでいる鉄道は全て国鉄です。私鉄はほとんどありません。
中国の鉄道は移動手段の道具と考えましょう
近年は新車両や高速車両の導入で、環境はかなりよくなってきているものの、まだまだ地方や古い車両、出稼ぎ労働者がたくさん乗り込む硬座車両などでは、列車の環境はよくありません。ほとんどの中国人にとって列車は単なる移動の道具であり、「旅を楽しむもの」ではありません。
特に安い座席でのサービスや環境の期待はあまり持たないようにしましょう。
座席は全て指定席・指定車両です
日本のように乗車券だけを買って、好きな時間の列車、好きな場所に座ることはできません、購入した乗車券に記された列車の指定座席に座ることになります。自由席というのはありません。
勝手にホームへ行くことは出来ません
基本的には待合室で列車の到着を待ち、発車10分ほどまえになると各ゲートが開き、そこからホームへ行けるようになります。飛行機の待合ロビーのような感じです。勝手にホームへ行ったり、好きなホームへの移動はできません。
切符の購入は事前購入が基本です
平日でさえ混雑する列車事情、都市圏を結ぶ列車については乗車率が100%を割るというこはほとんどありません、切符は事前購入が基本で10から5日前から買うことができます。当日すぐに駅に行って、好きな時間の列車に乗ることは厳しいので、出来る限り事前に切符を購入しましょう。
座席の指定などは不可能です
日本ですと、「通路側にしてほしい」や「2人グループなので席は隣同士で」という座席の指定が可能ですが、中国では座席指定はできません。実際に座席に座ってから周りのお客と交渉して席を替わったりする人が多いです。
列車や座席の種類がいろいろあります
中国でも様々な列車が走っています。外国人やお金持ちが乗る高速一等列車、民工や出稼ぎ労働者がたくさん乗る一般列車など、列車の種類や座席の種類などは多種多様です。切符の値段は、「列車の速度」、「エアコンの有無」、「距離」、「座席」によって決まりますので、乗る列車や座席によって細かく変わります。
例えば、上海から北京へ行く列車にしても、安いものなら2000円程度で行けるものから10000円近い列車のものまでその差も大きいです。
切符の買い方
中国の切符は、
駅の窓口か切符代行販売店で買うのが基本です。ネットやケータイで予約するシステムはないので、各窓口で並んで買います。一部の大都市では英語が通じる窓口が1.2個設けてありますが、それ以外の窓口では中国語でしかやり取りできませんので、中国語必須です。
告げるのは、行き先、日にち、時間、列車の種類、座席の種類などです。人気路線などはすでに満席になっている場合も多いです。
もっと詳しい中国列車事情や、切符の種類、詳しい買い方はなどは
「蘇州へようこそ・中国の列車事情」で
さらに詳しく解説しています、こちらもどうぞご覧ください。