中国での路上販売や押し売り・勧誘対策
中国では路上などでいろいろな販売やサービスの勧誘をしています。特に外国人に対しての勧誘はしつこく、後をついて来たり何度も話しかけてきたりと、かなりうっとうしいですし、慣れていないとついつい相手のペースにのまれ、高い代金を払わされたり、変なモノを買わされたりと、せっかくの旅行もつまらなくなってしまいます。
ここでは勧誘の種類や出没場所、対応策などをご案内いたします。
闇タクシーの客引き
空港の出口ロビー、駅の出口、バスターミナル出口、その他観光地などの出口にスタンバイしています。
ほとんどは男性のおっちゃんタイプで、出口から出てくる観光客に対して、移動手段を提供する「いわゆる白タク」です。「ハロー!タクシー、タクシー、ドコイク?」などと片言の英語や日本語で勧誘してくる場合もありますし、終始中国語で話して来る人もいます。無視してもしつこく食い下がってくるのが特徴です。
対策としては早足でその場を立ち去るか、中国語が少し話せる場合は「我有車! 不用了」などといって、車は有るというのをアピールするとすぐ離れます。
現地ガイドの勧誘
有名観光地の入り口前にスタンバイしていて、観光地の中を一緒について案内してくれるガイドの勧誘です。
中国語しか話せない人もいますが、中には英語や日本語を話せる人もいます。利用している外国人や中国人も結構いますので、うまく日本語を話せるガイドさんが近寄ってきたら、先に値段を確認して一緒に回ってもいいかと思います。最初はガイド料を高めに言ってくるので、少しネギってみましょう。
ツアーの勧誘
これも駅やバスターミナルの出口、ホテルの出口などでスタンバイしています。
「1日遊」といって、専用のバスにのってあちこち回る当日オプショナルツアーのような感じで、だいたいは年配のおばちゃんなど女性の人が勧誘しています。フリーで何もすることがない場合は利用してみてもいいですが、あまり豪華ではなく、かならず変なお土産ショップへ連れて行かれます。
偽ブランド時計やバックなどのバッタ物売りの勧誘
繁華街などを歩いていると、「ヘ〜イ、ウォッチ、バック、ヤスイ、ミル?」などと言いながら近寄ってきて、怪しいA4サイズくらいのパンフレットを見せてくるパターンで、若いに〜ちゃんからおっちゃん、女性まで様々な人が勧誘してきます。
日本人観光客に対してはかなりしつこいので、無視して早足で立ち去ります。あまりにもしつこい場合は近くのお店などに入ってしまうと諦めてしまう場合もあります。興味本位で買う人も多いようですが、帰りの空港で見つかると没収&処罰があるので買わないように・・・
子供が花(バラ)やみやげ物を売っている場合も
このパターンはかなりヤラれますが、子供が売っている場合もあり、無理やり商品を地面に置いてきたり、渡してきたり、通せんぼしてきたりするので、逃げに逃げられずかなり厄介です。
走って逃げるか近くの店舗に入るのが効果的です。下手に攻撃的にすると、「親」と呼ばれる人が登場し、揉め事になるので、あまり威圧的な態度をとるのは逆効果です。
手相や占いなど
カップルでいる場合には必ずやってきます。「看一下!」(ちょっと見せて)と言ってやってきますが、最後に開運グッズ買わされるハメになるので、来ても無視しましょう。
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